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2008年6月 4日 (水)

酒井光雄『コトラーを読む』

コトラーを読む (日経文庫 F 56)マーケティングは、近代経営について掛け替えのない用語です。コトラーはマーケティングのオーソリティーです。原書を読むには、力不足ですし、翻訳ものでも骨の折れる仕事です。そこで手にしたのが表題の入門書です。

筆者は学者ではないようですが、コンサルタント会社の社長さんのようです。従って、コトラーの著書を解説をするのでなく、日本の実例にもとづき具体的に解説したものです。

1、コトラーの考え方とその原点

2、顧客起点の企業発想ーコトラーのエッセンス①

3、売り手として考えることーコトラーのエッセンス②

4、コミュニケーション戦略ーコトラーのエッセンス③

5、社会活動のマーケティングーコトラーのエッセンス④

6、コトラーの指摘を実践する日本企業

の6項目に分け、コトラーのエッセンスを紹介する工夫をされています。

コトラーは、マーケティングとは「顧客の価値と満足を理解し、想像し、伝え、提供すること」であり、企業の立場から見れば「顧客を満足させて、利益を得ることだ」とすることがエッセンスだと筆者は理解しています。まさに、それができれば企業の成功が約束されると思います。

具体的業種を選び、その業種をもとにエッセンスを展開しています。参考になることがたくさん書かれています。21世紀のキーワードとして「つながる」技術の発展を掲げています。顧客と「つながる」、パートナーと「つながる」、世界と「つなだる」の3点を挙げています。なるほどと思っています。

解説をもとに、キーワードを生かして事業を考えてみたいと思います。

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