聖火リレー おめでとう!
スポーツの祭典 北京オリンピックを盛り上げる「聖火リレー」が大きな混乱も無く終了したことをお祝いします。イベントの一端の責任を果たしたランナーの方々、警戒に当たった警察官の皆さん運営に携わった全ての皆さんおよび長野県の皆さんにお疲れ様と申し上げます。そして、隣国である中国で開催されるオリンピックが成功裏に終わることを祈ります。
今回、聖火リレーが始まる直前に、チベットの暴動が起こり、英、仏、米、印などでは、チベット問題に抗議する意味で聖火リレーにさまざまな妨害活動が起こりコースを変更したり、各国の担当者も大変苦労したようです。わが国でも善光寺が色々な配慮からスタート地点の辞退などがありましたが、コースも少し短縮して無事終了しました。
第一走者の星野仙一氏にはじまり、一般市民ランナーに混じってオリンピックで活躍された方々、活躍が期待される方々、サプライズで欽ちゃん(萩本欣一)、さらに荒川区出身の北島康介、最終ランナーの野口みずきさんまでやや緊張気味でしたがよかったです。妨害のメールも入って厳戒態勢の中でしたが、事故を起こさないためには最善の方法であったと思います。
昨日、中国はダライラマ14世と対話をすると発表しましたが、このような混乱の責任の一端は、中国当局の取った姿勢にあると思います。チベットで暴動が起こったときの中国の声明は、「国内問題である」との報道官の事務的な発表とダライラマに対する非難中傷でした。秘密主義的で、高圧的な姿勢が世界の国々に反感をもたらせたと言って過言ではありません。
中国は、1976年と89年の2回に渡り「天安門事件」を起こし、人権蹂躙を繰り返してきた過去があります。1949年のチベット侵攻にはじまり、過去のチベット暴動によりダライラマ14世を亡命に追いやりました。こうした過去の出来事を世界の人びとは忘れてはいないから今回のような反応が起こるのです。
さらに、インドには10万人ものチベット亡命難民がいると報道されています。国民が亡命すると言うことは、今の為政者が善政を敷いていないと言う証明にもなルのではないかと思います。世界の国々の協力を得て「北京オリンピック」を開催するわけです。世界の国々が納得するようにチベット問題の解決に向けて中国は誠意を持って取り組む責任があります。
中国はオリンピックを期に、自国の論理だけを貫く身勝手な国から脱皮して、世界の国々の信頼を得て、名実ともに各国の模範となるべく、更に精進していかれるよう祈ります。
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