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2008年3月19日 (水)

公方俊良『般若心経90の知恵』

般若心経は何種類かの解説書を読みましたが、今回は、ひろさちや『般若心経262文字の宇宙』を併読しました。公方氏の副題は、「276字にこめられた生き方の真髄」とされています。262字と276字とこれだけ短いお経で文字数が違うことが不思議に思えます。

般若心経90の智恵―276文字にこめられた生き方の真髄 (知的生きかた文庫)般若心経二六二文字の宇宙 (小学館文庫)
どうでもいいことなのですが、数えてみると276字でした。14字の差があります。ひろ氏の14字少ない理由は、私なりに考えると最初のお経の題目10字と最後の般若心経4字の14字が抜けているのだろうと思います。

ひろ氏の解説には、最初の題目「「摩訶般若波羅蜜多心経」と最後の「般若心経」の解説も載せているので含めて計算することがいいのだろうか。何を数えたらこの数字になりましたとは書いてありません。

般若心経―愛蔵版CD付き
松原哲明『般若心経』によりますとタイトル10文字、般若心経の4文字を含め276文字と記されています。冒頭に信仰信心の違いが説明されています。

自分の外に、阿弥陀様や観音様の像とか画像を置いてお参りしたり祈ったりすることを「信仰」といい、禅宗以外の宗教はそうであるといいます。

一方、禅宗では、自分の心の中に、阿弥陀様や観音様の心を置き、自分でその心を包み、自分がそのまま阿弥陀様や観音様になってしまうことを「信心」というと説明しています。

公方氏、ちさ氏がご自分の知識を総動員して内容を解説しています。それぞれに工夫され例題も例え話も分りやすく、深みがあります。それぞれの見方で理解が深められます。折にふれ読み返し、「般若心経」についての理解を深めて行きたいと思っています。

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