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2007年11月 7日 (水)

呉 善花『ワサビと唐辛子』

ワサビと唐辛子―受け身の日本人、攻めの韓国人 その強さと弱さ日本と韓国は、隣同士の国でなかなか理解しあえないできています。ワサビと唐辛子は、日本と韓国を代表する香辛料で、人体に及ぼす作用は、両国の国民性を言い表していると言う観点を著者は持っています。

著者は、韓国人であり日本に来て20年余になります。日韓の比較文化論を折に触れ著書に書き記しています。韓国においては、つい最近まで日本の文化紹介に制限が設けられていました。その中で、貴重な日韓比較文化論を展開し、日本と韓国が分かり合えるために努力をしてくれています。

日韓併合の時代、日本の敗戦、1948年の韓国の独立、1950年の朝鮮戦争を経て、1965年の日韓基本条約の締結を迎えても対日感情の厳しい時期が最近まで続いてきていました。

韓国、中国の反日教育は、目を覆うものがありますが、その中で、日本の現実を正しく見つめ、正しく紹介してきてくれたことに敬意を表します。勿論著者だけが書いてきたわけではありませんが、何人かの心ある韓国方々が命懸けで書き続けてきたことは後々まで記憶されることだと思います。

日本人が声高に韓国で主張することはできませんので、韓国人に理解者が生れることこそが大切です。感謝の心と、よくこれまで日本のことを理解してくれているという尊敬の念を禁じ得ませんでした。

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